カテゴリ:原発性マクログロブリン血症 > 入院

湿疹が過去最高に酷い状態だったため、入院初日に皮膚科を受診しました。
何度も何度も繰り返し出ている湿疹。
きっとWMが原因だろうに、院内の皮膚科には一向にまわしてもらえず、ずっとかかりつけの皮膚科で診ていただいていたので、やっとか!という感じです。
 

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1日3万円の超高額薬が服用中止になりました!
この薬、毎月始めに限度額認定証を提出しているので、支払いは限度額で済んでいたのですが、もうすぐ年間限度額に達して、実費を出さなければいけないところだったので、ちょっとホッとしたのが正直なところです。効果がなかったのは残念ですけれど…。

翌日、皮疹を調べるための皮膚生検がありました。
生検する場所は、2種類の湿疹が混在している脛のあたり。
(ついでにもう1つ、腰に謎の出来物があったので、それも調べることに)


皮膚生検


同意書にサインして、切って縫ってとなると、ちょっとした手術です。
少しキリッとした痛みがあっただけで、問題なく終了。
術後は順調に回復し、1週間後に抜糸しました。

全身の湿疹には、これまで服用したことのない薬と、ステロイドの軟膏を1日1本処方されたことで、入院中に痒みがおさまり随分と良くなりました。

とにかく昨年は湿疹を繰り返していたので、皮膚科は定期的に外来でも診ていただくことに。
これは安心です。

生検の結果は「面談」の記事に続きます。

コロナ禍での入院は、ベッドの場所がハズレで長期間というのが耐え難く、WM発覚時の入院とは違い「早く帰りたい!」という思いが強かったようです。
 

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ベッドは常にカーテンを閉めていなければならず、母がいる真ん中の位置はカーテンで囲まれてしまうため、日中でも暗いのが苦痛だったそう。
談話室はもちろん使用禁止、用事もなく病棟をウロウロするのもダメ。
ずっとベッドにいるしかないので、検査や診察で病棟を出るのが嬉しかったそうです。
 

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着替えの受け渡しは、直接のやり取りが禁止で、看護師さんか事務員さんが間に入ります。
母がそこにいるのに顔を見るだけで会話はできません。


コロナ禍の入院生活


コロナ禍での入院生活は、比較的元気な方にはとても退屈で不便だったようです。
携帯電話を持っていない母は、公衆電話のある談話室へ気軽に行くことが出来ず(検査などで病棟を出た隙にワタシにかけていました)、さすがに今回の入院で携帯電話を持つことを真剣に考えはじめました。

そして残念なことに、これだけ厳重にしていてもクラスターは起こるのですね…
この病院のことなのですが、ニュースを読んでゾッとしました。
母が入院している時でなくて本当に良かったです。
でも今後の通院がちょっと怖いかも。

医療費を損する月またぎの入院
4月に入院日を仮押さえして、実際はいつになるか分からないという状況だったのが、前回の診察からわずか1週間後に「明後日入院してください」との連絡が!
こちらの入院希望日など聞かれずに決められてしまいました。
こんな月末ギリギリにするなら、2月に入ってからにしていただきたかったです(泣

コロナ禍でもちろん面会は禁止
母は痛みで荷物が運べないので、最初だけはワタシが病室まで付き添うことが出来るのかなと思っていたのですが、徹底して患者以外は病棟に入れないようになっていました。

母は携帯電話を持っていないので、入院中は公衆電話から連絡をしてこない限り、何もわからない状態です。
普段はあまり不便に感じませんが、さすがにこういう時は、持っていればと思いますね…
 

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ワタシが帰ろうとしたところ、事務員さんから「看護師から話があるかもしれないので、ちょっとだけお待ちください」と言われます。
そしてそこから1時間強…ワタシ、忘れられている!?
病棟の扉は気軽に開けて良いような雰囲気ではないので、事務員さんが出てこられるのを待ちました。


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わざわざ先生が来られて初日にワタシにする話って何だろう?と焦りました。
いろいろ検査をした後で、血内・膠内先生ご一緒にお話を伺うことにはなっていましたが。
このあとすぐ膠内先生が来られ、母は不在で面談室へ。

内容は入院中のスケジュールで、どのような検査をするか、どのくらい期間がかかるか、その後どのような治療をしていくか、というもの。
外来受診時の内容とたいして変わらないので、私と面談する意味あったのかな?と。

先生はすでに母の様子を診てから来られたようで、
 

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入院期間は2週間ほど
皮膚科へ行ったり、痺れがあるので脳神経内科を受診したり、母は検査されるのが苦手なようですが、この際、入院中にいろいろ調べてもらえたら良いのではないかと思います。

結局15日間にもなった入院生活も、とうとう最終日を迎えました。
しかし、母にとってこの入院生活は随分居心地がよかったので、まだ入院していたいという想いが強かったようです。(年末年始は病院も休みで、ベッドも空いているので、先生は入院していていいよと仰って下さっていました。)
家に帰ったら、家事などでいろいろ動いてしまうので、本当は入院していた方が良いのかもしれません。

この日、同室の70歳さんも一緒に退院するので、部屋には80歳さん1人だけになります。(一言も話さなかった新入りさんは前日に退院。)
仲良くしていた隣部屋の方たちも、ほとんどがこの日に退院。
年末の病院って、ガラ〜ンとしているものなのですね。

退院に関しては、看護師さんから今後の受診について説明があった後、鍵やリストバンドを返却しておしまいです。

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久しぶりの我が家。
退院祝いにお寿司を用意。(後から知ったのですが、2回目のリツキサンの時に看護師さんに「生魚は食べないで下さい」と言われました。退院前に言っておいてよ!!)
入院中ピアスを無くしたので、それも退院祝いとしてプレゼント。

家に帰って良かったと思うのは、お風呂!
病院のお風呂もお湯を溜めて入る事が出来たのですが、1回30分しか時間がなく、しかも次の人が待っていると思うと、ゆっくり入ってもいられなかったので、毎回シャワーで済ませていたとのこと。

明日は大晦日、そしてもう正月!?
この入院の影響で、全く年末感がありません。

これで入院編は終わりです。

最後の食事
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