退院してから初めての通院治療の日。

診察券を機械に通し,番号札を取ります。7時半から使えるこの受付、7時40分ごろに行ったのに、番号はもう88番でした。
2. 採血受付
診察券を機械に通し、番号札を取ります。ここは長蛇の列が出来ていましたが、母は通常の採血室とは違い、この後、通院治療センターで治療する人専用の採血室なので、順番は5番目でした。
3. 採血
8時から受付。通常の採血室は8ブースがありますが、こちらは3ブース。8時20分頃に採血終了。
4. 内科受付
ここは8時半から受付。時間になると、ぞろぞろと人が集まって、あっという間に長蛇の列。診察券、保険証、限度額認定証を提示します。
予約は9時なので、診察室の前で待ちます。
ですが、時間になっても全然呼び出しがありません!
診察順の表示板にも、番号が1つも表示されません。
たまりかねた隣のご婦人が勝手に診察室に入ると、中から「先生はまだです」と声が聞こえてきました。
遅刻かいっ!
9時半になってそのご婦人が呼ばれ、5分ほどで出てきて、やっと母の診察が始まります。
退院から3週間、このころは大分手の痛みが引いていました 。
先生「調子はどうですか?」
母 「手の状態が良くなり動かせるようになってきました」
退院から3週間、このころは大分手の痛みが引いていました 。

毎週、治療するのはキツイと思ったようですが、少しでも早く良くなりたいので、こう答えました。
それに詰めて通った方が、治療費が少なくてすみます!
前にも書きましたが、リツキサンは1回約30万円、3割負担で1回約9万円。高額療養費制度を利用するので、定められた限度額を月に1度だけ支払います。
3週間おきと1週間おきなら、治療が終わるのに2ヶ月の差がでます。
2ヶ月分金額の差は大きい!
病気については特に何も言われることはなく、ほとんどが薬の話でした。
鎮痛剤が1錠だけ減りました。
かかりつけの医院でもらっていた高血圧とコレステロールの薬がなくなるので、こちらで出してもらえないかと聞くと、OKとのこと。
町医者だとインフルエンザの人たちがたくさん来ていると思うので、行かずに済んで良いのと(薬の副作用で感染症にかかりやすいため)、こちらで出してもらった方が、いくら薬をもらっても限度額までしか支払わなくてもよいので、お値段が変わらないのです。
治療の時間が迫っていますが、ここで思い切って気になることを聞いてみました。
母は自分ががんであることを信じようとしません。
ネットにはWMはがんだと書いてあるけれど、どの先生からもハッキリと言われたことがないのです。
先生の口から言ってもらおうと思いました。
「マクログロブリン血症って、がんですよね?」

まさかの「微妙…」。
大分間をおいて、どう説明しようかと困った様子が見て取れました。
WMはがんで間違いないのですが、母の場合はIgM値が低いので、いろいろとよく分からない状態なのだそう。
WMは非常に稀ながんなのに、その中でもさらに稀な症状なので、この質問は微妙ではっきりとしたことは何も言えないとのことでした。
先生でもよく分からないだなんて…、今後がとても不安です。
そしてこの回答を聞いた母は、一応がんだとは理解したけれど、人に話す時は「血液の病気」と言ってます。(まあ確かにそうなのですが)
さてさて、この後の治療センターの予約が10時からだというのに、すでに10時を回っています!
この後、急いでセンターに向かいます。
続く