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今回もまた6人部屋の真ん中のベッドになってしまった母。
 コロナ禍での入院はこんな感じ→前回の入院
前ほど期間は長くないけれど、それでも「窓際がよかったー!」と嘆いていました。

カーテンで覆われた薄暗い自分のベッドで、膠内先生が関節の腫れをエコーでチェック
前回の入院で何度もしているので「またこれか」という感じ。
 

関節のエコー検査


やはり何かが関節リウマチと違っていて、なんとも「不思議な状態」なのだそう。
こんなので関節炎の原因が判明する日が来るのでしょうか…

この後、「関節エコー評価」と書かれた用紙を3枚渡され、そのうち1枚は自分で記入するよう言われます。
 

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入院中に出来る検査があまりないのか、「胃カメラしませんか?」と提案がありました。
「胃から何かわかることもあるし、健康診断だと思って、やれる検査があればこの機会にどうです?」と先生。
胃カメラの経験はないけれど、鼻からのカメラで食道を検査したことはあるので、まあそんな感じの検査かな?と、承諾した母。
でもこれが、健康診断というにはかなり大層な検査だと、後日知ることになるのです。

通常の定期検診。
本当はこの日まで足の痛みがもってくれたら良かったのですが、我慢できずに3週間前に飛び入り診察、先週エコーを撮ったのは先日書いた通りです。

先生にはまず、薬を服用後の経過を伝えます。
 ・ 顎や肩の痛みがなくなる
 ・ 足の腫れが引く
 ・ 膝の関節は痛みが残っていて、長く正座できない
 ・ 薬を服用してから、ふらつきがある

ふらつくのはリリカのせいだと即答。
そしてエコーの結果はと言いますと、

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ええええええええーー!
もちろんいいことなんだけれど、じゃーもう何!?
突然の痛みと腫れは何だったの!?
今回もクリオブロブリンは陰性。一体何が原因??
気弱な母、今回も1人でしたが、流石にこれについては思い切って尋ねました。

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結局WMだからということですか・・・。
これまで母のWMの症状といえばクリオグロブリンだけでしたが、他にも症状が現れただなんて。
「微妙なWM」と言われていたけれど、IgM値もジワジワあがっているし、今後もまたこういう症状が出てくるかもしれないと思うと気が滅入ります。

ちなみに免疫タンパク質(免疫グロブリン)ですが、IgMはずっと基準値内で問題ないけれど、IgGの方が病気が発覚した時からずっと基準値以下なのです。
異常なのはこっちなのでは? 

お次は薬について。

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初代では有り得ないスピード減少!!!
初代の時は、毎回こちらから頼んで頼んで頼み込んで減らしていただいていたのに、2代目はトントン拍子に減らしてくださいます。
先生によってこんなに違うものなの!?
とにかく異常食欲が長く続くことは避けられそうなので、とても喜んでいます。
でもコブはどうなる?また大きくならなければいいのだけれど・・・。
その他の薬はそのまま服用続行です。

今はこういう状態なので、次回の診察は8週間後ではなく、6週間後になりました。

・クリオグロブリン→陰性(前回の結果)
・寒冷凝集素数→1024(上限値256)(前回の結果)上昇
・IgM→209(基準値内)(今回の結果)ジワジワ上昇
・プレドニン→1日3錠から1日2錠

GW明けすぐに下肢エコーの検査をしました。
 
その前に、いろいろと薬が増えたその後の母の症状はと言いますと…

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足の痛みがまだ少し残っていますが、随分と回復しました。
薬の服用し始めは、副作用でふらつきがひどかったのですが、1週間ほどで慣れてきたようです。
プレドニンの影響で食欲が急増進!抑えられないようで、あっという間に2kg増。
こればかりは仕方ありませんね。

それと、驚くべきことがありました。
例のあのコブ。いつの間にか小さくなっているのです!(コブの記事
気付いた時にはかなり小さくなっていて、今ではもうほとんどわからないくらいに!
もしかするとプレドニンの影響でしょうか?
以前プレドニンとコブの関係を推測してみたけれど、案外当たっていたりするのかも?
何はともあれ、小さくなったのは嬉しい限りです。

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エコーは、腫れと痛みのある部分を診るのではなく、全く違う場所を調べられました。
まず最初は寝台に仰向けになり、腹部を調べます。
次が鼠蹊部で、ここを一番念入りに調べられました。

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その次は体を起こして寝台に腰掛けます。
まるでピアノを弾いているかのように、ボタンをバンバン操作する技師さん。
足を揉んだりしながら、太腿から足首にかけて、内側のみ調べていきます。

黒い塊の寸法を計っているのが気になったので、思い切って尋ねてみると、「『今すぐ先生のところへ行ってください』というような状態ではないので、安心していいですよ」とのこと。

結果は1週間後の定期検診で。

脂肪腫と診断された後日、エコーとMRIを受けました。
母、人生初のMRIです。
検査着のみで寒くはないかと、寒冷凝集素症のため中にシャツを着ても良いかと尋ねてみると、「機械の中は暑いので、みなさん汗をかかれるくらいですよ」とのこと。安心して検査を受けた母、部屋から出てきたその顔は、火照って真っ赤になっていました。冷えなくて良かったです。

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最初の診察から2週間後に皮膚科で再診。
エコーとMRIの検査結果は・・・

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あれだけ脂肪腫と言っておきながら違うって…
いろいろ言われましたが、一番驚いたのは、2016年の12月にPET/CT検査をした時点で、すでにコブが潜んでいることが分かっていたということ。そんなに前からあっただなんて。
 
で、これが何なのか、どうすればいいかというと、皮膚科ではどうにもできないので、この後すぐ、整形外科で診てもらうよう、院内紹介状をもらいます。
1ヶ月後にどう診断されたか報告するために再診予約をして退室。

ちなみに放射線技師さんの診断とMRIで見るコブ画像はこうでした。
エコーの画像は見てもよく分からないので省きます。

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整形外科へ移動。
飛び込み診察に関わらず、それほど待たずに呼ばれます。
まずは紹介状の内容とMRI画像を確認。そして問診と触診。
「痛いですか?」との問いに、「痛くないです」と母。

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やっぱり生検はしますよね。これでコブの正体がわかるとのことです。
週に1度しかない専門の先生の診察が、ちょうど明日だったので予約して帰ります。

この日の診察料。皮膚科150円。整形外科0円。タダってあるんだ。

家に戻ると、疑わしき3つの病名についてネットで調べます。
共通点は、いずれも液が溜まって膨らんでいる状態だということ。
治療法は、液を抜く、切除する、薬物療法があるようです。
薬物療法ではステロイドを使用するようなのですが、もしかすると母のコブはプレドニンを減らしたことと関係があるのでしょうか?
PET/CT検査をした時、すでにコブがあったということは、最初はプレドニンのおかげで大きくならないでいたけれど、徐々に服用量が減っていったことで、コブが大きくなっていった、なんてことは考えられないかな?

ここで、約2年前のPET/CT検査の診断書を見直します。

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しっかり問題点として取り上げられていました。
プリント画像は見づらくてよくわかりませんが、その部分に矢印が記されています。
まさか右側にもあるだなんて。こちらも大きくなってきたらどうしよう…。

そしてその弾性線維腫というのも調べてみると、これが一番母のコブと似ているような気がするのです。でもこれは水を持っていないんですよね。うーん。

いろいろ読んでいるとワケがわからなくなってきました。
とにかく明日の生検でコブの正体が分かるはずです。

※本来は「良性腫瘍」ですが、あえて「コブ」という表現を使用しています。

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