母はWM

原発性マクログロブリン血症と診断された母の治療記録です

カテゴリ: その他の病

今回はWMとは全く関係のない話です。

母は長年巻き爪に悩まされています
昨年あたりから「歩くのも痛い!」と言い出し、遠出の買い物やブラブラ散歩するといったことを全くしなくなりました。
とうとう「歩かなくても痛い!」というほどになってしまったので、巻き爪を診ている皮膚科へ行くことにしました。(何度か登場するかかりつけの皮膚科は巻き爪は専門外なので初めての医院です。)
 

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この先生、母の爪がどういう状態なのか、巻き爪にはどのような治療法があるのか、そういった説明は一切なし。
いきなりストローのようなものを差し込もうとし、散々いじくりまわして痛い目にあわせておきながら断念!
出来ないなら診療項目に「巻き爪」って書かないでくださいよ・・・。
母も母で何も質問せずに帰ってきてしまいました。
紹介先はWMで通っている大病院の形成外科です。
また酷い目に合ったり、いろいろ質問できるか心配になったので、この日はワタシも同行しました。


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「他の方法で時間をかけて治療するより、切り取るのが一番!」と仰られては、もうそれでお願いするしかありません。
しかも手術は今すぐ!10分ほどで終わるとのことです。

ステロイドを服用していることを伝えると、2錠なら問題ないとのこと。
今の状態でも化膿すれば危険ですし、リスクは同じだそうです。

先生は「簡単な手術」という感じで説明してくださいますが、やはり爪を切り取るなんて怖い!
母、とても不安がっていたので、この日はついて行って本当に良かったです。
 

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先生が「麻酔、痛いですよ〜」と何度も仰るのですが、先日の皮膚科で触られた方がよほど痛かったそうです。
麻酔は指、指の間、足の裏など何箇所も針を刺されたとのこと。
術中は何の痛みもなく、ずっと看護師さんが話しかけてくださっていたので、あっという間に終了しました。

もし生えてきた爪が、また巻いたり食い込んだりするようなら、今度は爪を全部取ることになるかもしれません。

切り取った後のお手入れ方法に、爪の切り方なども教えてくださり、終始笑顔でとてもやさしく丁寧な対応の先生でした。

後日、翌日と1週間後の2回経過を診ていただきましたが、全く問題なし!
痛みは1週間続くと言われていたけれど、血液内科で出されている鎮痛剤が影響していたのか、術後の痛みはほとんどありませんでした。

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ちなみに手術代ですが、これがなんと3千円!!(2割負担)
こんなにお安いのなら、もっと早く診てもらっておけば良かったです。
というのも、これまで靴選びは、指が痛まないことが最優先だったため、選択肢が非常に限られていました(つま先が広い高い、生地が柔らかいなど)。
今後は自由に選べそうです。


《2019.6.12 追記》
後で調べてわかったのですが、最初に皮膚科でされそうになった処置(チューブを爪に差し込む)はガター法と言って、本来局所麻酔をしてからするようです。
どうりで拷問のような痛さだったわけですね。
ここ数年前に出来た新しい医院で、先生は大学病院で講師に医長の経歴や現在は非常勤医師もしておられる…というのをウェブサイトで見て、ここは良さそうと思ったのに、大ハズレ!
この先生の対応は本当に酷かったです。 
まぁ、さっさと諦めて紹介状を書いてくれたおかげで、良い先生に良い処置をしていただけたのですけどね。 

翌日。専門医の診察。
先生が資料に目を通されている間、こちらからはこれまでの経緯を説明します。
今回もまた「痛みはあるか」と聞かれ、やはり「ない」と答えます。

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え!? そのまま!!!!

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はあああああ?
手術せずに済むのは良かったけれど、生検もなし?!
まさかコブの正体がわからないままだなんて!!!

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どうやら痛むか痛まないかが重要なポイントのようです。

あれだけ皮膚科で、切る!手術!入院!と言われていたので、思いっきり拍子抜け!!!!
かかりつけの皮膚科医は「そのままにした方が良い」というご意見だったんですよね。

微妙ながん(WM)や、治療法のない病(寒冷凝集素症)の次は、病名の分からない腫瘍だなんて。
以下のどちらかのようなのですが、病名だけはハッキリしてほしかったです。

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手術は避けられたけれど、コブは大きく目立ちますし、動かすと気持ちが悪く違和感があるので、こういった症状と今後ずっと付き合っていかないといけないのかと思うと、どうしても気分が沈みます。

診察の翌日、「右側が痛い」と母。
なぜ診察時に言わないのでしょう…
このコブ話は、またいつか「続き」があるような気がしてなりません。

※本来は「良性腫瘍」ですが、あえて「コブ」という表現を使用しています。 

脂肪腫と診断された後日、エコーとMRIを受けました。
母、人生初のMRIです。
検査着のみで寒くはないかと、寒冷凝集素症のため中にシャツを着ても良いかと尋ねてみると、「機械の中は暑いので、みなさん汗をかかれるくらいですよ」とのこと。安心して検査を受けた母、部屋から出てきたその顔は、火照って真っ赤になっていました。冷えなくて良かったです。

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最初の診察から2週間後に皮膚科で再診。
エコーとMRIの検査結果は・・・

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あれだけ脂肪腫と言っておきながら違うって…
いろいろ言われましたが、一番驚いたのは、2016年の12月にPET/CT検査をした時点で、すでにコブが潜んでいることが分かっていたということ。そんなに前からあっただなんて。
 
で、これが何なのか、どうすればいいかというと、皮膚科ではどうにもできないので、この後すぐ、整形外科で診てもらうよう、院内紹介状をもらいます。
1ヶ月後にどう診断されたか報告するために再診予約をして退室。

ちなみに放射線技師さんの診断とMRIで見るコブ画像はこうでした。
エコーの画像は見てもよく分からないので省きます。

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整形外科へ移動。
飛び込み診察に関わらず、それほど待たずに呼ばれます。
まずは紹介状の内容とMRI画像を確認。そして問診と触診。
「痛いですか?」との問いに、「痛くないです」と母。

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やっぱり生検はしますよね。これでコブの正体がわかるとのことです。
週に1度しかない専門の先生の診察が、ちょうど明日だったので予約して帰ります。

この日の診察料。皮膚科150円。整形外科0円。タダってあるんだ。

家に戻ると、疑わしき3つの病名についてネットで調べます。
共通点は、いずれも液が溜まって膨らんでいる状態だということ。
治療法は、液を抜く、切除する、薬物療法があるようです。
薬物療法ではステロイドを使用するようなのですが、もしかすると母のコブはプレドニンを減らしたことと関係があるのでしょうか?
PET/CT検査をした時、すでにコブがあったということは、最初はプレドニンのおかげで大きくならないでいたけれど、徐々に服用量が減っていったことで、コブが大きくなっていった、なんてことは考えられないかな?

ここで、約2年前のPET/CT検査の診断書を見直します。

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しっかり問題点として取り上げられていました。
プリント画像は見づらくてよくわかりませんが、その部分に矢印が記されています。
まさか右側にもあるだなんて。こちらも大きくなってきたらどうしよう…。

そしてその弾性線維腫というのも調べてみると、これが一番母のコブと似ているような気がするのです。でもこれは水を持っていないんですよね。うーん。

いろいろ読んでいるとワケがわからなくなってきました。
とにかく明日の生検でコブの正体が分かるはずです。

※本来は「良性腫瘍」ですが、あえて「コブ」という表現を使用しています。

前回の診察後に風邪を引いて、さらに状態が悪くなっていた母。
(ちなみに風邪を移したのは例のアイツ。幸いインフルではありませんでした。)
ある朝「ちょっと見て欲しいものがある」と言われます。
なにやら不穏な空気が漂う中、恐る恐る私が見たものは…
 

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もうまたなんでこんな・・・・・・ただただ愕然とするワタシ。
母よ!なぜこんなに大きくなるまで気づかなかった!!!!!

これが何なのか調べてみると、どうやら「脂肪腫」という「皮下の脂肪組織が増殖することで生じる良性の腫瘍」のようです。良性とはいえ、また腫瘍かと落ち込みます。
手術で切除するようなのですが、母の場合ステロイドを服用しているので感染症などの問題があります。寒冷凝集素症は寒い手術室ではどう対応してくれるのだろうなど、まだ何も分からぬうちから先の心配ばかり。不安で落ち着いていられません。
一刻も早く病院へ行ってほしかったのですが、この日は日曜だったので翌日にかかりつけの皮膚科へ行くことにします。

《かかりつけ皮膚科》
診断は予想通りでした。

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いつもの大病院へ紹介状を書いていただいたので、その足で向かっても良かったのですが、どうせなら血液内科と同じ曜日の方が主治医もいることですし、何かあった時に都合がよいだろうと思ったので、翌日いつもの曜日に受診することにします。

《大病院:皮膚科》
こちらの先生の診断も同じでした。

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やはり手術ですか…母の体で手術は大丈夫なのか、一番心配していたことをお聞きすると、
「まずはエコーとMRI検査をします。手術のことはそれから考えましょう」とのこと。
というのもこの腫瘍、今以上に大きくならないとのこと。(本当?)
もしそうなら、かかりつけ医も仰ったように、手術しないで放っておくという選択肢が残るので、まずは検査の結果をみてからということになりました。
検査は予約が埋まっているので、エコーは翌日、MRIは1週間先とバラバラに。再診は2週間後です。

入院中に皮膚科を受診した際に診てくださった先生(この人)だったら絶対嫌だと思っていましたが、幸いとても丁寧な診察をしてくださる良い先生でした。

とまあこういうわけで、WMから話がそれますが、しばらく脂肪腫の話を書いていきます。


〜オマケ〜
会計待ちの間に病院の広報誌を見ていると、初代主治医の記事を発見!
どうやら以前よりもさらにおエライ地位につかれたようです。
なるほど、そちらのお仕事のために診察日が減ったのですね。
陰ながら益々のご活躍をお祈り申し上げます。

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ここ最近調子の良かった母ですが、7月25日からめまいの症状に悩まされています
「蟻地獄に引き込まれるような感じで、このまま死んでしまうのではないかと恐怖を感じた」と母。
ワタシも経験があるので、この表現、よく分かります。

酷暑が続く中、熱中症にならないよう、冷房を入れたり、水を飲んだりということは、当たり前のように気をつけています。
母は体を冷やすといけないので、室温は29度くらい。
熱中症でもない、クーラー病でもない、たぶんWMとも関係ない。
ではこのめまいの原因は?

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調べてみると、めまいにもいろいろ種類があるのですね。
母の場合は、横になるとめまいがします。
この症状と一致するのは良性発作性頭位めまい症 
内耳の耳石器と呼ばれる部分にある耳石が剥がれて三半規管に入り込んでしまうのだとか。
専門医に耳石を取ってもらうか、薬を飲んで治療するようですが、簡単な体操で自分である程度治せるとあったので、半信半疑でやってみることにしました。
すると・・・

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寝転んで頭を左右に向けるだけの体操。
最初は横になるだけでも大変でしたが、我慢してやっているうちにだんだん慣れてきて、数日でひどかっためまいが起こらなくなりました!
やってみるものですね。効果があって良かったです。
まだ動くたびに少しフラつく感じがあるようなので、しばらくこの体操を続けて様子をみていこうと思います。 

大きな病気を抱えていると(というか母の場合は微妙なガンですが)、ささいな体の不調にも大きな恐怖を感じてしまいます。あ〜、心配、心配。

ちなみに私は、めまいの原因は以前にも書いた「夫原病」のせいだと思ったんですけどね…。

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