入院9日目に面談がありました。
検査の結果や今後の治療方針といった内容のため、ワタシも同席するよう呼び出されたのですが、「血内、膠内、皮膚科の先生方が病理結果について協議したけれど、一旦持ち帰ってもう一度協議する時間が欲しいので、最終結論は待ってください」と言われます。
え、まだかかるの!?と思いながら、この日は膠内先生から検査結果と現時点で考えられているいくつかの治療案を聞くだけとなりました。

まずは皮膚生検にてクリオグロブリンが見つかったことが大きいようで、これを基準に話が進んでいきます。
これまで外来の血液検査で、クリオグロブリンが出た!消えた!と書いてきましたが、採血する場所や量によって結果が異なるだけで、実はずっと存在していたのだそうです。

そしてチェックすべきなのは、関節痛、皮疹、しびれといった症状がクリオグロブリンに由来するものかどうかというところ。
クリオ由来であれば、血液疾患としてこれまで通り血内の治療を続けることになるけれど、そうでなければ膠内の治療を行う、ということなのですが・・・
 

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クリオグロブリンがI型で血液疾患であることと、そこからクリオが誘発されていることが判明したけれど、クリオ由来の症状と確実に言えるのは足の湿疹だけ。
先生方は判断を下すのが大変そうです。


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関節リウマチの薬は、「効かない!」と断言するも「効いたらラッキー♪」ということで、試しに1度だけでも打ってみては?とのことでした。
そう仰られては、試してみるしかないですよね…。

最終決定はまだだけれど、この時点で提示できる今後の治療法はこの3つ。
1.   関節痛に対してのみ、お試しに関節リウマチの薬を投与してみる
2.  クリオグロブリン血症の治療(大量のステロイド服用とエンドキサン:抗がん剤)
3.  WMの治療(BR療法などの抗がん剤)

3の抗がん剤については、血内先生がこのように仰っていたとのこと。


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恐怖に慄く母。
でも、前から言われているように、今のところそこまでする必要はないようです。
と、ここまでは膠内からのお話。血内からは・・・
 

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あれかな…もう膠内に丸投げできると思って何も準備していなかったら、まさかの血液疾患と確定され、やっぱり血内かっ、じゃあこれから考えま〜す…的な?
もちろんそんなことないだろうけど、入院中に治療方針が決まると思っていたので、まだかかるのかと、この状況に正直ガッカリ。

とりあえずは、翌日に骨髄穿刺、数日にわけて痛み止めの関節注射をしてから退院するという流れになりました。