2021年07月

退院日まできて、やっと入院目的の自己注射です。
母が自分で打てないときはワタシがしなければいけないので、一緒に話を聞くことになりました。

まず最初に病気について、次に薬の役割や効果について、最後に薬の扱い方や打ち方についてと、冊子を見ながらの長い長い説明が続きます。
 

アクテムラのスターターキット


それから今度は、針の付いていない空の容器で練習。
そして本番へ!

注射を打つ場所は、腕、腹、太腿のいずれかで、母は一番安定の良い太腿に打つことにしました。
 

アクテムラを自己注射する


出来ました〜
痛みはそれほどでもなく、チクっとするだけだそうです。
前日に整形外科でしていただいた両手へのステロイド注射が効いていたから注入ボタンを押せましたが、手の痛みが酷い時はちょっと難しそうだなという印象を受けました。
今後はこの注射を隔週で続けていきます

効果が現れるまで2,3ヶ月
リツキサンにベレキシブルと、ことごとく効いてこなかったので、過度な期待はしないようにしています。
もちろん効いて欲しいけれど、期待して効かなかったよりも、期待せず効いた方が嬉しさも大きいですしね。

説明と注射が終わるまで1時間ほど。
この後すぐに、退院しました。

関節炎の治療入院で、なぜか胃カメラをすることになった母。
カメラで視るだけでなく生検もするというので、かなり大掛かりな検査となりました。

生検があると知ったのは検査の前日。
「胃の中にカスが溜まって、体のいろんな部分に悪さをすることがある」のだそうで、それで生検が必要なのだとか。

同意書には、「食道に傷がつくことがある」「最悪息が止まってそのまま帰れなくなることがある」等々、怖い注意書きがツラツラと書いてあり、ちょっと心配になってきた様子。
関節炎の治療で来ているのに、胃カメラで何かあってはたまったものではありません。


全身麻酔をして胃カメラの検査


何事もなく無事に終了。
この後の食事も摂れ、後々も不調なく問題はみられませんでした。よかった。

今回もまた6人部屋の真ん中のベッドになってしまった母。
 コロナ禍での入院はこんな感じ→前回の入院
前ほど期間は長くないけれど、それでも「窓際がよかったー!」と嘆いていました。

カーテンで覆われた薄暗い自分のベッドで、膠内先生が関節の腫れをエコーでチェック
前回の入院で何度もしているので「またこれか」という感じ。
 

関節のエコー検査


やはり何かが関節リウマチと違っていて、なんとも「不思議な状態」なのだそう。
こんなので関節炎の原因が判明する日が来るのでしょうか…

この後、「関節エコー評価」と書かれた用紙を3枚渡され、そのうち1枚は自分で記入するよう言われます。
 

20210604_2


入院中に出来る検査があまりないのか、「胃カメラしませんか?」と提案がありました。
「胃から何かわかることもあるし、健康診断だと思って、やれる検査があればこの機会にどうです?」と先生。
胃カメラの経験はないけれど、鼻からのカメラで食道を検査したことはあるので、まあそんな感じの検査かな?と、承諾した母。
でもこれが、健康診断というにはかなり大層な検査だと、後日知ることになるのです。

↑このページのトップヘ